腰痛には大きく分けて2種類あります。
①筋肉性の腰痛:腰部の筋肉が原因となっている腰痛。
②関節性の腰痛:椎間関節(ついかんかんせつ)や、仙腸関節(せんちょうかんせつ)が原因となっている腰痛。
過去に腰を強く痛めた経験があったり、重いものをたくさん持つお仕事の方は慢性的に痛む傾向にあります。
まず、筋肉性の腰痛に対しては、腰部を構成している筋肉のうち、痛みの原因となっている筋肉を特定し、その筋肉に『はり』をしていきます。
血液循環が改善されて痛みがやわらぎます。
関節性の腰痛に対しては、原因関節と周囲の筋肉に対して『はり』をします。関節の周りには靭帯(じんたい)があり、その靭帯と周囲筋をゆるめることで、関節内の血液循環も改善されて痛みがやわらぎます。
(※原因がその他の疾患からきている場合は、各専門の医師にご相談の上、来院してください。)
症状レベルによって異なります。
軽度の腰痛は2~3回でかなり改善されます。重度になると10回以上かかる場合もあるので、症状のレベルについては治療後の効果をみて判断します。