不妊治療とエストロゲンと鍼灸治療       川口市 はしもと鍼灸院

 

 女性の社会進出や、ストレス社会などの影響で不妊症傾向の患者さんが増加しています。

 

 『妊娠』は、さまざまな環境条件が整わないと成立しません。とても難しい事だといえます。男性、女性の健康状態がカギとなります。今回の記事では、女性の子宮環境に大切な『エストロゲン』について書こうと思います。

 

 『エストロゲン』これは女性ホルモンですが、卵巣のみならず、副腎などの器官からも分泌されています。エストロゲンの分泌が不足していると、子宮頚管粘液が十分に分泌されず、妊娠に適した状態を保てません。

 

 頚管粘液は通常、排卵時にはさらさらした状態で量も多く、精子を通りやすくしています。逆に頚管粘液が濃く、量も少なければバリアとして働きます。(ピル服用時の頚管内の状態)

 

 基本的に『エストロゲン』が十分に分泌されなければ妊娠は難しいといえます。当院での『はり治療』は、体制ー自律神経反射理論を用いて、卵巣からエストロゲン分泌を促進させる治療を行ないます。効果・分泌量には個人差がありますが、血液検査でエストロゲン量が実際に増加した例もありますので、不妊症で悩まれている方は、当院にご相談ください。

 

はしもと鍼灸院『ストレス』『疲労』『美容』対策室

℡048-257-2249