顔面神経麻痺には大きく分けて2種類あります。
![顔面神経の分布](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=244x10000:format=png/path/s53040af85ab7368f/image/i7a246300f23d1580/version/1379808956/image.png)
末梢性顔面神経麻痺でもっとも頻度が高いのは原因不明の突発性顔面神経麻痺(ベル麻痺)と水痘帯状疱疹ウィルスによる顔面神経麻痺(ラムゼイ・ハント症候群)の2種類です。前者が約60%、後者は15%で、この2つを合わせると全体の2/3を占めています。
診断のポイントは帯状疱疹の有無と耳痛があるかないかです。耳痛はハント症候群にほぼ必発の症状であり、耳痛が無く、めまいや難聴をともなう症例はむしろ聴神経腫瘍や脳幹梗塞を疑い検査することが望まれます。
治療のポイント
①発症後の経過日数
②神経障害の程度
③病因ウィルス
④自然治癒の可能性
※抗ウィルス薬は、発症後3日以内ステロイド剤は5日以内に投与を開始しなければ十分な効果は得られない。重症例では外科的治療を必要とする場合があります。
第一選択は、耳鼻咽喉科やペインクリニックなどの専門医を受診することです。そのうえで当院に来院してください。
当院での治療では、顔面神経に対して刺激を行ない、さらに顔面全体の筋肉萎縮予防のために顔面全体に鍼を打ち、弱い電気刺激を与えて動かしていきます。血液循環の改善を行ないます。
血液循環の改善があれば治癒しやすい状態になります。顔面の筋肉も動かさないと委縮しやすくなってしまうので、電気刺激で動かして筋肉にも刺激を与えて行きます。
何といっても早期の治療開始がカギですので、顔面がおかしいな。と感じたら素早く医師に相談しましょう。
当院での治療について何かご不明な点がありましたらお気軽にご相談ください。
川口市 はしもと鍼灸院『ストレス』『疲労』『美容』対策室
℡:048-257-2249
![耳の穴の下に見える部位が顔面神経管です。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s53040af85ab7368f/image/i7319921980a8ad3c/version/1379807926/image.jpg)