見落としやすい脊髄腫瘍という病気について     川口市 はしもと鍼灸院

MRIが確定診断の決め手です

 

 脊髄腫瘍

 

 脳腫瘍よりも数が少なく、1年間に10万人あたり1~2人程度の発生頻度と言われていますが、1~2人は発症しているのも事実です。

 

 川口市の人口50万人と考えますと5~10人は毎年発症しているという計算になります。

 

 原因:不明。良性のものが多い。

 

 病態:脊柱管内に発生した腫瘍の総称で、硬膜外腫瘍、硬膜内髄外腫瘍、髄内腫瘍に分けられます。腫瘍の増大とともに脊髄や馬尾神経を圧迫して麻痺や神経痛をきたします。

 

 症状:初期症状は夜間痛が特徴的。腫瘍が大きくなるまで無症状の場合も多い。

 

 検査・診断:MRIで把握。

 

 治療:ほとんどが手術が原則。

 

 好発:性差はなく30~60歳代に多い。

 

 

 良性のものが多く、ゆっくりと成長するため腫瘍が大きくなるまで症状が出ない場合がある。

 

 進行性の神経痛、知覚異常、運動麻痺などの症状がある場合にはこの疾患を疑います。

 

 

 具体的に言いますと、だんだんと手のシビレがひどくなってきている。足の運びが悪くなっていて、カーペットの境目でもつまずくようになってきた。一部分の痛みだったのが、だんだんと広い範囲で痛みを感じるようになった。などです。

 

 以上のような症状がある方は、MRI施設のある病院の受診をオススメします。早期発見早期治療が基本ですので、一度診察を受けてみてはいかがでしょうか。

 

 当院の患者さんでも、治療頻度に対しての効果によっては総合病院に紹介状を提出しております。もしかしたら、大きな病気が隠れているかもしれない患者さんを、いつまでも鍼灸院に通わせるようなことは絶対にあってはならないことです。

 

 見極める力!!が無くてはいけないと感じます。最近も当院に来院されていた患者さんで、違う治療院に週2回のペースで1年も通われていたそうですが、治らないので当院に来院されました。数回の治療後、改善の傾向が無かったため某総合病院に紹介させていただいたところ、重度の脊柱管狭窄症とのこと。手術され、今では元気に運動されています。

 

 なんでも治せる治療院はありません。当院ではしっかりとした見極め力を磨いて、患者さんにとって最適の治療とは何か?を考えます!!

 

 

しっかりとした鍼灸院

さらにレベルの高い鍼灸院を目指しています

 

 何かお悩みの方がいらっしゃいましたら当院にご相談下さい。

 

 

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はしもと鍼灸院『ストレス』『疲労』『美容』対策室

 

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